2018年8月28日
冷奴やお刺身、肉じゃがなど いつもの和食がオリーブオイルで格上げされる
両親が在住していたスペインをたびたび訪れ、地元の方々から家庭料理を学んだというスペイン料理研究家の加瀬まなみさん。
素材を活かしたシンプルな味つけが多いスペイン料理は、日本人の嗜好にも近いという。また、スペインのオリーブオイルの特徴については、「豊かな風味とまろやかな味わい、フルーティーでほのかな甘みを感じられるものが多いと思います。料理はもちろん、フルーツやアイスクリームなどデザートとの親和性も高いですね」。
そのスペインのオリーブオイルに精通されている加瀬さんに、GOYAのオリーブオイルについてうかがうと、「バランスが良く、合わせる素材を選ばないので、幅広く使えるのがGOYAのオリーブオイル。高品質なのに、普段使いでジャンジャン使えるコスパの良さも魅力です」とのこと。さらに、それぞれの商品特徴については、「“Unico”はフルーティーでわずかな苦みと辛みがあり、冷奴や肉じゃが・浅漬けなど和食にも合い、気に入っています。“エキストラバージン(スタンダード)”は、くっきりとしたオリーブの香りが楽しめて、アヒージョやフリットにもぴったり。クレソンやルッコラなどエグみのある野菜のサラダ、柑橘系のフルーツ、チーズなどに合う“オーガニック”は、焼き魚にかけると、ハーブを添えたようなニュアンスになります」ということだ。
また、加瀬さんが、今回ご紹介してくださったおすすめのスペイン料理が「チキンオーバーフィデワ」。なんといっても、パスタは茹でずにオリーブオイルでこんがり炒めることが特徴だ。そのためパスタはフニャフニャに柔らかくならず、オーブンで仕上げたようなカリッとした独特の食感に。さらにそこにオリーブオイルを乳化させて作るアリオリをトッピング。芳醇な香りとなめらかな口当たりが印象的な絶品スペイン料理である。
最後に、家庭でおすすめの簡単なオリーブオイルの使い方をご紹介いただいた。
「スペイン料理を作るときだけでなく、食卓に塩や醤油と一緒にオリーブオイルを用意してみてはいかがでしょうか。冷奴やお刺身に醤油ではなく塩胡椒とオリーブオイルをかけたり、しゃぶしゃぶのポン酢にオリーブオイルを混ぜたり。いつもの和食にオリーブオイルをプラスして、ちょっとスペイン料理風に楽しんでみては。オリーブの上品な香りが、料理を格上げしてくれますよ」。
ぜひ、一度、ご家庭でもオリーブオイルを使ってスペイン風テイストを楽しんでみては。
スペイン料理「チキンオーバーフィデワ」。
オリーブオイルは、パスタはもちろん蒸し鶏とも相性抜群!